新生ホームページの完成

当ホームページの特徴

当ホームページの特徴は、動的なコンテンツを更新することができること、意匠に拘泥したこと、IT専攻でない人間でも更新ができるCMS1を選定したことが挙げられる。

まず、動的なコンテンツを更新することができるため、過去のコンサートや活動記録を掲載できる。
多くの課外活動団体のホームページは変化がない静的なコンテンツばかりであるため、充実した動的なコンテンツによって当団体の宣伝やブランド力向上に大きく貢献すると考えられる。

過去の演奏会記事一覧

そして、意匠に拘泥したため、旧ホームページよりもスタイリッシュになりました。
また、スマホやPCなどで見ても不自然でないレスポンシブルサイトになったため、アクセシビリティも同時に向上しました。

旧ホームページのトップページ

最後の特徴が、IT専攻でない人材でも更新ができるCMSを選定したことである。
ホームページの運用は、セキュリティ、SEO対策など様々な知識が必要となる。
企業においては、専任のシステム管理者が存在するため、問題なく対応することができる。
しかし、大学のサークルは約1年で人員入れ替えが変わるため、ゆっくりと教育をして永続的に管理することができる人材を確保することは不可能である。

そこで、汎用的なCMSを利用することでIT専攻でない人間でも、ホームページが運用ができるように改善した。
このCMSではプラグインによって、セキュリティやSEO対策をすることができる。
そのため、ホームページの管理者はコンテンツ作成に注力することができる。

意外と重視されていない保守・運用であるが、長い目で見た場合、その団体にとって大切であることは火を見るよりも明らかだ。
本来ならば、IT知識を持った人間が適切に管理していくことが望ましいが、新陳代謝が早い学生団体においてそうはいっていられない。背に腹は代えられないというわけだ。

新生ホームページのトップページ

おわりに

簡単、単純なシステムは「悪」ではない。
エンジニアの中には「そんなシステムは誰もが模倣できるため価値(意味)がない」と考える人もいるが、誰でも使用できるということは、それだけわかりやすく優れているシステムである。

千里の道も一歩から。
簡単なコンテンツの作成を通して、将来的に適切なIT知識を団員が携えてくれることを希っています。

  1. Content_Management_System:コンテンツ管理システムの略称。専門知識を持たない人間でもコンテンツを管理することができるシステムのことを指す。今回の場合はWebサイトに焦点が当たっている。 ↩︎